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【先輩直伝】産業や業界特有の知っておきたい(?)言葉とは。


こんにちは。

突然ですが、家族や仲のいい友達の中だけで伝わる「言葉」ってありますよね?
例えば、あだ名なんかもいい例だと思うのですが、全く知らない人からすると何を指しているのか分からないけど、知ってる人には当然のような…。

ヤマガタヤ産業やこの業界含め、もちろんそんなちょっと特有な言葉があります。
知らなくても全然問題ない言葉も、ちょっとだけ知ってもらうと得な言葉もありますので、気になる方は是非最後まで見ていってください。

さて、今日はヤマガタヤ産業にまつわるものと、この建築業界にまつわるものをそれぞれ5つずつ持ってきました。

まずは、この業界にまつわるものからいってみましょう~。

36 (さぶろく)

数字だけではなんのことやらよく分からないですよね。
36と並んで、さぶろくと読みます。
これはサイズのことです。「36(さぶろく)」は尺貫法での3×6のことを指しています。
使い方は「合板で36(さぶろく)の24mm、100枚を発注しといて~」みたいな感じです。

ホワイト

白ってことじゃないんです。
これは樹種名「ホワイトウッド」のことで略して「ホワイト」とよく読んでいます。
ちなみに、文字で書くと「WW」。
私も始めは何のことか分からなかったです。

本実(ほんざね)

フリガナをふっていないとなかなか「ほんざね」とは読めない漢字だと思いますが、
これは羽目板などの木材加工の仕方のひとつです 。
文字でよくみるのは『杉 特一 羽目板 本実目透かし加工』のような感じで使われます。

KD

少し前の「ホワイト」で「ホワイトウッド=WW」と書きましたが、この「KD」は樹種名ではありません。
これは木材を人口乾燥させて製品にしたものを「KD材」と言うところからきています。
ちなみに、天然乾燥したものは「AD材」、天然乾燥の途中でまだ乾燥しきっていないものは「グリーン材」と呼ばれています。

ムΠ

最後にこちら。
読めるのは一文字目はカタカナの「ム」だと思いますが、その横は分からないですよね。
これは、木材がどのような品質なのかを表しており、読むときは「3面ムジ」。
ムジとは節や欠点がないことを指しています。

続いては、ヤマガタヤ産業独自で通じるもの。
こちらは知らなくても全然問題ないと思いますが、ちょっと面白いネタじゃないかというものを持ってきたので楽しんでもらえれば…♪

ヤマス

実は「ヤマガタヤ産業」のことを指している言葉です。
「ヤマ」は分かりますが、「ス」はどこから来たのか不思議ですよね?
ちなみに他にも自分たちのことを 「産業」と言うこともあります。
昔から産業にいる社員に聞いてみても実はなんでそう言うのかよく分かってないんだとか(笑)

スマート

これは本店の敷地内にある建物のことを指しています。
本来はスマートシティと呼ばれており、みんな省略して「スマート」と言っています。
例えば…「もうすぐお客様みえるからスマートに案内してね」みたいな感じです。
字面だけでみると、文字通りスマートに対応して空いてる応接室に案内しそうになりますよね。

ごっさ

「ごっさ」とは、人の名前です。
見た目なのか名前なのかどこからきているあだ名かは伏せておきますが、本店にいる商品管理の社員のことを指しています。
なんだかんだみんなが頼りにしているので倉庫では「ごっさぁぁーー!」って大きな声で営業マンに呼ばれているのを割と耳にしたりします。
(※基本的にリフトに乗っているので声が届きづらいので大声です)

戦略

戦略と聞くと意味は分かるけど何を指しているのかはよくわからないですよね。
実は社内でもある2つのことを指しています。
社内に「戦略企画室」という部署があり、その部署を略して「戦略」と呼んでいます。
また、月に一度「戦略会議」という会議があります。このことを「戦略」とも呼んでいます。
つまり、社内ではその前後の文脈でどちらを指しているのかを把握しているのです。

ガンバローコール

今でこそなかなかやる機会がなくなってしまったのですが、展示会当日の朝、出展メーカーさんを含めた全体朝礼で必ず「ガンバローコール」というのをやります。
最初に掛け声があり、それを誰がやるのか毎回厳密には決まってないので、店長たち(?)の独断と偏見によって選ばれた若手の営業マンがやることも少なくありません。
展示会はどちらかというとお祭りに近いのでみんなで盛り上げていこうと気合が入る風習です。

いかがだったでしょうか~。

会社や業界の雰囲気的なものを少しでも感じてもらえたらいいなぁと思っております!